暑いですねぇ。
こう暑いと、釣りをしてて命の危険を感じますw そういえば、先日釣りをしてて自分のクーラーボックスを買い換える必要性を感じました。そこで、現在のおすすめクーラーボックスについてまとめてみました。
暑いときほどほしくなるのがクーラー(ボックス)
先日の釣行のこと。日中は暑くなるからということで、凍らせたペットボトルのスポーツドリンクをもっていくことにしました。
案の定、8時台なのに「熱中症の危険性!原則外での運動禁止!!」的、上から目線のメッセージが出ていました。
そんなメッセージを見て、水分取ろうとクーラーボックスに入れてたドリンクをぐびぐび飲みながら、ふと思い出したことが1つ。
あれ、ペットボトル凍らせてなかったけ?
あらためて見てみると、よく冷えてはいましたが、氷はほとんど残っておらず。クーラーボックスの底を触ってみると、地面の熱を拾ってるのか熱を感じる状態。。「-15℃までXXX!!」とか宣伝している保冷剤も、液体になってるし。
9時でこの状態って、今日持たないよ。。。
たしかにこのクーラーボックスはもう20年以上使ってるし、この数年の猛暑の日は1日冷たさをキープできないし、やっぱ新しいクーラーボックス必要かな、と思ったのでした。
結局その日はボーズだったという、ヨメに言ったら「クーラーボックス無くって平気じゃん。」と言われそうな日でしたが、現在のクーラーボックスってどんなものがあるのかそこから調べてみたのでした。
クーラーボックスの選び方
さて、あらためて釣りメーカーのクーラーボックスを見てみると、ラインナップが豊富すぎてびっくり(・・;)。
さすがダイワです。「投げ専用」とかいうクーラーボックスがあって、ボックスで釣りができるのか?とおもったら、投釣りをアシストしてくれるんですね。
なおクーラーボックスは、アウトドアメーカーからもリリースされています。
いくつかでていますが、総じて言うとゴツい。やっぱりビバークするイメージだから、釣りのようにあちこち移動するのには適していない。
やっぱり釣りで使うクーラーボックスは、釣具メーカーのものがいいようです。もちろん家族イベントでも要望があれば使うことは問題ないです。いままでもちゃんとあらってるので、気になるほど匂いはない(無臭じゃないことはたしか)です。
クーラーボックスのサイズ
最初に気になるのが、サイズです。カタログをみると大きい方はなにかの収納ケースかとおもうような60L、80Lサイズのものもあります。
日帰り釣行、ファミリーフィッシングや防波堤釣りといった一般的な釣りでは、15Lから20L サイズでちょうどいいようです。ぼくの前述のクーラーボックスも20Lで、不便さはありませんでした。
アジングでは8L~10Lといったサイズもよく聞きます。
ちなみに、大物釣れちゃうとどうするの?大は小を兼ねるっていうじゃんって、釣れもしないで心配しちゃいますが、普段サーフでランガンしているショワジギキチに同じ質問をしてみたら、「釣れたら捌いちゃうので、大きくなくて大丈夫」だそうです。
断熱材は3種類
断熱材は、大きく3種類あるようです。
発泡ポリスチレン(スチロール)
昔からある、みなさんよくご存知の断熱材です。特徴は安価で軽いことです。
発泡ウレタン
ウレタン素材はポリスチレンより密度が高い分、断熱性は大。その分、重さが増します。
真空パネル
断熱効果最大級、3種類の断熱材のなかで一番重く、そして高価です。ボックスは6面ありますが、一番断熱効果の高い底面に1枚だけパネルを採用するものから、側面、そして6面全面採用の順にグレード(価格)が高くなります.
大手メーカーのグレードラインナップ
以下がダイワとシマノのクーラーボックスのグレード表です。
出典:http://www.daiwa.com/jp/fishing/item/cooler/
ダイワのクーラーボックスの製品名は、<シリーズ名><品番><サイズ> という並びなのでどのような断熱材が使われているか、わかりやすいですね。
つづいてシマノのラインナップです。
シマノのシリーズ名のなかに、採用されている断熱材が2種類存在しています。具体的に言うと、Freega(フリーガ)というシリーズのBASISは真空パネル1面採用ですが、FIXEL(フィクセル)というシリーズのBASISは真空パネルなし です。この違いは、スペック表を確認するしかないようです。
おすすめクーラーボックス
前述したようなサイズ、日帰り釣行・防波堤釣りでサビキメインだから開閉多め=断熱効果はそれなりにほしい、 だけどコスパ優先。といった条件で、えらんでみたクーラーボックスが以下です。
シマノフリーガ(Freega)
シマノの汎用ボックスフリーガです。3Kg切る重さは魅力的ですね。あと価格も。
シマノのクーラーボックスのエントリーモデル「Freega」のBasisです。こちらのbasisは底面の1面真空パネル採用です。
午前10時頃保冷剤と食材を入れ、登山中気温30℃の中車中に放置。7時間後くらいに開けた時にはまだビールは冷たく、肉は凍ってました。翌朝には保冷剤はすっかり溶けていましたが、スイカはそれほどぬるくなく食べれる感じです。一泊程度なら大丈夫そうですが、生物を翌朝まで保冷出来る程ではないです。
口コミ情報
飽きのこない質実剛健設計ですね。
シマノ フィクセル(FIXCEL)
シマノのクーラーボックスのメインストリーム フィクセルシリーズです。このシリーズはライトからウルトラプレミアムまで全ラインナップ存在しますし、オプション製品も豊富です。
フィクセルシリーズは、12L、17L、22Lというサイズの刻み方です。ICE値は、フリーガのBasisとフィクセルのLIGHTで同じとなっているのは、上位ランクだからですかね。
ホームセンター品に入れた保冷剤が完全な液体になっている時刻でフィクセルはカッチカチの状態。アウトドアメーカーの製品は大雑把に両者の中間ぐらいの状態。
手を離すだけでカチっと閉まるし、あちらからこちらからクーラーボックスを開く際に両開きが本当に快適。
シマノのクーラーボックススペック早見表です
品名 |
フリーガ |
フリーガ ベイシス UZ-020N |
フィクセル ライト LF-017N |
フィクセル ベイシス UF-017N |
容量(L) | 20 | 20 | 17 | 17 |
重量(Kg) | 2.9 | 3 | 3.4 | 3.9 |
内寸(WxLxH) | 227x355x255 | 227x355x255 | 206x340x245 | 206x340x245 |
外寸(WxLxH) | 292x465x316 | 292x465x316 | 286x465x328 | 286x465x328 |
ICE値 | 24 | 35 | 35 | 43 |
参考価格 | ¥9,293 | ¥11,473 | ¥10,319 | ¥13,213 |
ダイワ ライトトランク4
ダイワのクーラーボックスエントリーモデルです。20Lのモデルと30Lのモデル展開。
ダイワのライトトランク4シリーズは、断熱材が発泡スチロールの"S"、発泡ウレタンの"GU"、1面真空パネルの"SU”、そして6面真空パネルの"VSS”というラインナップ。
9月初旬、1泊2日でキャンプに使用。凍らした1Lのペットボトル2本を入れましたが帰ってからもペットボトルの氷が半分以上残っていました。
真夏のヘチ釣りに行った時は、1日位なら十分でありました。
とにかく、軽いのが一番の長所です。
ダイワ クールラインαⅡ
淡水や堤防の小物釣り、ショアからのルアーフィッシング、ファミリーフィッシングから磯・船・オフショアルアーまで幅広く使えるスタンダードな高機能クーラー。
このクーラーの保冷力はハンパないです!以前使っていたものは真夏だと朝詰めた保冷剤や氷は夕方には溶けてしまい一日保冷力が持ちませんでしたが、このクーラーは丸2日経っても保冷剤や氷も全く溶けません!驚きの保冷力です。
ダイワのなかでは、エントリークラスですかね。"SU"クラスまでの断熱材しかリリースされていません。
でも、口コミを見ると、日帰り釣行で十分すぎる性能なようです。
ダイワのクーラーボックス早見表です
ライトトランク4 S2000R |
ライトトランク4 SU2000R |
クールラインαⅡ S 1500 |
クールラインαⅡ SU 1500 |
|
容量(L) | 20 | 20 | 15 | 15 |
重量(Kg) | 3.6 | 4 | 2.9 | 3.4 |
内寸(WxLxH) | 220x445x210 | 220x445x210 | 170x360x230 | 170x360x230 |
外寸(WxLxH) | 310x535x290 | 310x535x290 | 250x475x300 | 250x475x300 |
KEEP値 | 65 | 85 | 35 | 45 |
参考価格 | ¥10,414 | ¥16,837 | ¥10,079 | ¥14,413 |
最後に
いかがでしたでしょうか。
デザイン的にはダイワのアールの少ないデザインが気に入っていますが、ダイワは同容量に対し高さを抑え横長の設計な気がします。
じつはうちの収納庫の事情で48cmより長いものを入れられないという。。。ダイワもシマノも汎用クラスにおいて機能面は十分すぎるくらいなのが幸いですね。